転勤族の会では初めての試みであります、
被災地を訪れるツアー。
転勤族の私たちにとって、知りたいけどなかなか聞けない震災のこと。
津波により壊滅したゆりあげの方々に、当時の記憶を呼び起こし語っていただきました。
東北の被災地の現状は、他県からはどんどん忘れ去られ、風化されていく今。
当然のように復興が進んでいると思われていますが、5年経った今もまだ「土地のかさ上げ工事」が行われているのみ。
語り部さんたちは深い心の傷を、ここ「ゆりあげの記憶」で語ることにより少しずつ、少しずつ、癒しておられます。
津波の悲劇を描いた絵本「マンホールのステージ」の主人公のモデル松崎江里子さんから振り絞るようにして語られる言葉に、私たちの目の前にもその情景が広がって、涙が止まりませんでした。
今回ご参加いただいた方々の中には、今月末で関東に転勤予定の方もいらっしゃいます。
ご縁あって宮城に転勤してきた私たち、今日の貴重な経験と、深いつながりを大切に、東北の今を全国のみなさんに伝えていこうと強く感じました。
ゆりあげ港朝市では地元の方々が元気に新鮮なお魚やお野菜、おいしいものをた〜くさん販売しておられます。
毎週日曜日の開催で、楽しくてお得な競りも行われていますよ!!
今日はあいにくの雨天でゆっくりお買いものができませんでしたが、またいきたいと思います^^
ご参加下さったみなさま、本当にありがとうございました!
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